. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第166講
■ 今日の「井戸掘り」

 「涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。種入れをかかえ、泣きながら出て行く者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰ってくる。」              詩篇126:1〜6 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   紀元前586年、ネブカデネザルの軍勢の侵攻によって、南王国の首都エルサレムが陥落して以来、ユダの民は捕囚の身となって、遠くバビロニアの地にありました。しかし、主の奇跡的な介入によって、次のペルシャ時代に恢復を許されたのです。1節は「シオンの捕らわれ人」とも「シオンの繁栄」とも訳されています。

   ユダヤの民は、そのときの来るのをどれほど待ち憧れていたことでしょうか。この詩篇に表明されている喜びを理解できなくはありません。正に「主は彼らのために大いなることをなされた」のです。捕囚と言う憂き目にあった多くの国民で、もう一度その国家を回復し、繁栄を取り戻した民は、ユダの民以外に他にはありませんでしょう。

   捕囚の苦しみ、回復の喜びを、この詩篇の作者は、種蒔きの労働、収穫の喜びに例えて歌っています。

高知県・越知町の大樽の滝


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