. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第18講
■ 今日の「井戸掘り」

    「正しい者たち。主にあって、喜び歌え。賛美は心の直ぐな人たちにふさわしい。」                   詩篇33:1〜22 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   第10篇の次は、第33篇が無題の詩篇です。前者が、悪者たちを描写している詩篇であるとすれば、後者は、正しい者たちを描いています。

   正しい者たちが招かれているのは、まず、賛美・感謝、すなわち、礼拝です。「喜び歌え」、「感謝せよ」、「ほめ歌を歌え。」このように主をほめたたえ、歌う理由はなんなのでしょうか。

   三つの理由が示唆されていますが、先ず、それは「ふさわしい」からです(1節)。第二の理由は「主のことばは正しく、そのみわざは、、、真実である」からです。「主のことば」と「そのみわざ」とを分けて考えなかったのは、その二つが、表裏一体だからです。

   「主ことば」も、「そのみわざ」も、神がいかなる方であるかを教える手段なのです。神は、みことばによって語り、みわざによって自らを示します。神の啓示は、常に正しく、真実です。それゆえ、ほめ歌うのです。

   三番目の理由は「地は主の恵みに満ちている」からです。この理由が最初に挙げられていないで、最後に数えられているのは大変興味深いことです。人間は、ともすれば、創造主ご自身よりも、被造物に目を留めて、その恵みを賛美します。しかし、この詩篇は、被造物、神の恵みの表れに対する感謝を最後の理由としてあげて、先ず「ふさわしい」と言い切ります。

   この辺りに、信仰者としての姿勢を学ぶことが大切でしょう。

   

高知県・越知町の大樽の滝   ☆印をクリックしてください


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