. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第19講
■ 今日の「井戸掘り」

    「全地よ。主を恐れよ。世界に住む者よ。みな、主の前におののけ。」             詩篇33:1〜22A 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   キリスト教は、欧米の宗教で、日本には、日本の宗教があるから、、、といった言い分をよく耳にします。しかし、この詩篇は、全地に、また、世界に住むすべての人々に呼び掛け「主を恐れよ。主の御前におののけ」と語ります。

   聖書の宗教は、ある特定の民族、或いは、文化の宗教ではなく、全世界、全人類のものです。その理由が、第6節に述べられていて「主のことばによって、天は造られた」とあります。全宇宙、全世界の創造主であるがゆえに、主は、全世界の、全人類の主であり、民族・文化の相違を越えて、崇められるべきお方、畏れられるべき神なのです。

   冒頭のような、ある宗教を特定の民族・文化に結びつけて考える宗教観は、宗教そのものを、人間の文化活動の一面で、人間が生み出したものという、人本主義的な宗教観から出て来ています。しかし、これに対して、キリスト教は、神中心の視点で物事を考え、神が、先ず、世界を創造された。神は創造主であられる。それゆえ、被造物である人間に尊崇を要求するものと言う理解です。

   ここに人の悟りを元とする仏教系の多くの宗教と、神の啓示を主体とするキリスト教との違いがあります。

   

高知県・越知町の大樽の滝   ☆印をクリックしてください


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