. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第30講
■ 今日の「井戸掘り」
「私は私の弓にたよりません。私の剣も私を救いません。しかし、あなたは敵から私たちを救い、私たちを憎む者らをじはずかしめなさいました。」 詩篇44:1〜26A
■ 井戸を掘りましょう:
1節から3節までの「信仰の勝利」に続いて、第2文節、4節から8節には「信仰の告白」が書きしるされています。「私は私の弓により頼みません。私の剣も私を救いません。イスラエルの子らは、父祖たちと同じ信仰に立つことを決意したのです。
そして、信仰の恵みを彼らも体験しました。「しかしあなたは、敵から私たちを救い、私たちを憎む者をはずかしめなさいました」(7節)。それで彼らは、「神によって誇り」、神の「御名をとこしえにほめたたえます」と言うのです。
しかし、そのような信仰の勝利は、長続きしなかったようです。次の文節、9節から16節に進みますと、そこには「信仰の苦悩」が描かれています。「それなのに、あなたは私たちを拒み、卑しめました。あなたはもはや、私たちの軍勢とともに出陣なさいません。」
多分、この部分が、この詩篇が歌われた背景でしょう。信仰が、教えられているように機能しないときに味あう苦悩・心の痛みが表明されているのです。