. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第35講
■ 今日の「井戸掘り」

    「娘よ。聞け。心して、耳を傾けよ。あなたの民と、あなたの父の家を忘れよ。そうすれば王は、あなたの美を慕おう。彼はあなたの夫であるから、彼の前にひれ伏せ。」                   詩篇45:1〜17B 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   「王」に対する讃歌は、第10節になると「娘よ」という呼び掛けとなって、王妃の候補者たちへの語りかけが始まります。「あなたの民とあなたの父の家を」と言う句は、このようは王妃候補の若い娘たちが、エステルのように、戦いで敗れた異国の民の中から捕囚の民として、この地に連れてこられた娘たちであることを語っています。

   しかし、そのような不幸な過去を忘れて、現在の立場に心するように勧められています。エステルのように、王の白羽の矢が立って、王妃となることがあるからです。

   「彼はあなたの夫であるから、、、」との句は、雅歌などとともに、初代教会以来、神とイスラエルの民、キリストと新約の教会との霊的関係を示すものとして解釈されてきました。神の選びは、いつでも人の思いを越えています。

高知県・越知町の大樽の滝


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