. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第58講
■ 今日の「井戸掘り」

    「私は、神の聖所にはいり、ついに、彼らの最後を悟った。まことに、あなたは彼らをすべりやすい所に置き、彼らを滅びに突き落とされます。」                   詩篇73:1〜28A 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   この世では、悪者が栄えることがあっても、神の聖所に入って、永遠的な角度で彼らの、そして自分の人生を見る時、神の聖所以外の視点から見たものとは、全然異なったことが見えてきます。悪者は「またたくまに滅ぼされ、突然の恐怖で滅ぼし尽くされ」るのが見えてくるのです。そして、「心のきよい人たち」、その「手を洗って、きよく」した人たちを、神は永遠の祝福に入れてくださるのが見えてきます。

   それですから、この永遠的な視点を見失ったままで、人生の苦労を結論として子らに述べ伝えてしまったら、それは「子らの世代の者を裏切ったこと」になり、彼らを誤らせることとなるのです。

   作者が聖所に入っていったとき、神は彼の「右の手をしっかりつかまえられました。」そして、彼をさとして導き、栄光のうちに入れてくださるのです。そこで作者は「天では、あなたのほかに、だれを持つことができましょう。地上では、あなたのほかに私はだれも望みません」と詠い始めます。神こそが、彼の「心の岩」、彼の「分の土地」となられたのです。

高知県・越知町の大樽の滝


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