. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第66講
■ 今日の「井戸掘り」
「エフライムの人々は、矢をつがえて弓を射る者であったが、戦いの日には退却した。彼らは神の契約を守らず、、、忘れてしまった。」 詩篇78:1〜72A
■ 井戸を掘りましょう:
「エフライム」は、イスラエル12族の中で最大の部族で、しばしば、その部族名はイスラエル全体を表すものとして用いられています。それですから、ここでは「エフライム」部族に限らず、イスラエル民族全体が、ここに書かれているような、神に対して不忠実な態度をとったと言うことです。
詩篇78篇は、歴史的な詩篇として分類されていて、イスラエルの反逆の歴史を物語っています。「それなのに、彼らはなおも神に罪を犯し、砂漠で、いと高き方に逆らった。」 「それなのに、、、」とあるのは、神は「彼らの先祖の前で、エジプトの地、ツォアンの野で、奇しいわざを行われた」のに、、、なのです。
この詩篇に用いらているイスラエルの反逆の姿を描写する用語は次のようなものです。「退却した」、「契約を守らず」、「神のおしえに従って歩むことを拒み」、「忘れてしまった」、「罪を犯し」、「逆らった」、「神を試みた」、「御救いに信頼しなかった」、「信じなかった」、「神を欺き」、「神に偽りを言った」、「神を悲しませた」、「イスラエルの聖なる方を痛めた」、「覚えていなかった」、「神の悟しを守らず」、「神の怒りを引き起こし」などなどです。
しかしここに、神の側の、憐れみによる「それなのに、、、」があります。