. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第71講
■ 今日の「井戸掘り」
「なぜ、あなたは、石垣を破り、道を行くすべての者に、その実を摘み取らせなさるのですか。林のいのししはこれを食い荒らし、野に群がるものも、これを食べます。」 詩篇80:1〜19A
■ 井戸を掘りましょう:
この詩篇では、イスラエルが、神が移植されたぶどうの木として描かれています。「ぶどうの木はその枝を海にまで、若枝をあの川まで伸ばしました」。ここに「海」は、地中海、「川」は、ユーフラテス川のことです。ダビデ・ソロモンの時代、イスラエルの領土は大きく広がりました。
しかし、今「石垣は破」られ、このぶどう園は「食い荒ら」されています。それで作者は「なぜ」と問い掛けているのです。
それに対する神の解答は、イスラエルが罪を犯し、主である神に背いたからだ、ということでしょう。しかし、詩篇の作者は、イスラエルの罪に関して、何も述べていません。ただひたすら「このぶどうの木を育ててください」と祈り、求めるのみです。御名が汚されないように、と言う気持ちが前面に出ています。