. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第82講
■ 今日の「井戸掘り」

    「踊りながら歌う者は、『私の泉はことごとく、あなたにある。』と言おう。」                           詩篇87:1〜7 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   シオンについて「だれもかれもがここに生まれた」と言われると2回、記されています。シオンは国々の民にとって故郷なのです。彼らはすべて、そこにいのちを得ました。このいのちは、地上のいのちと言うよりは、霊的ないのち、神の御霊によってもたらされるいのちであると言えましょう。

   シオンは、神の臨在の場所であり、その象徴である神殿が建てられている都です。神の臨在が約束されているゆえに、そこにはいのちの源があります。紀元前6世紀の預言者エゼキエルによると、神殿のしきみの基から流れ出る水は、流れていって、それに触れるものをみな生かすと言われています。

   新約聖書によると、神にある新しいいのちは、キリストを信じる信仰によって得られるとありますが、この詩篇には、もう一つの真理が歌われていて、それは「主が国々を登録されるとき、『この民はここで生まれた』としるされる」とあって、神によって生まれると言う問題が、戸籍登録と言うイメージで語られています。

高知県・越知町の大樽の滝


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