. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第87講
■ 今日の「井戸掘り」
「どうか、心に留めていてください。私がどれだけ長く生きるかを。あなたはすべての人の子らをいかにむなしいものとして創造されたかを。いったい、生きていて死を見ない者はだれでしょう。だれがおのれ自身を、よみの力から救い出せましょう。」 詩篇89:1〜52C
■ 井戸を掘りましょう:
作者は、人のはかなさを述べて、創造主である神の憐れみを求め、促しています。神の憤りがあまり長く続くと、人は皆、またたくまに地上から消え去って、神をほめたたえることができなくなってしまいます。そうならないために、遅くならないうちに、恵みの干渉を与えてください、と祈っているのです。
また彼は、主の「先の恵み」に言及して、それが今何処にあるかを問い尋ねます。神がかって真実をもってダビデに誓われた慈しみが、どこに見られるのかと。作者にとって、神は契約の神で、一旦約束されたことは決して反古になさらないお方です。その意味で、神は真実であられるのです。
作者は、自分たちが神に背き、その報いを敵国への敗北と言う憂き目で味わっていることを知っています。それで「あなたのしもべたちの受けるそしりを」「心に留めてください」と訴えているのです。