. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第95講
■ 今日の「井戸掘り」

    「主よ。あなたのみわざはなんと大きいことでしょう。あなたの御計らいは、いとも深いのです。」                   詩篇92:1〜15A 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   4節から6節には「あなたのなさったこと」、「御手のわざ」、「みわざ」と神の御働きが強調されています。それらは偉大です。また、そうした神の御わざの背後にある神の「御計らいは、いとも深いのです。」それを理解しようとしても、朽つべき人には無理でしょう。「まぬけ者は知らず、愚か者にはこれがわかりません。」

   ここで示唆されている神の御わざとは、悪者を裁かれると言うことです。「悪者どもが青草のようにもえいでようと、不法を行う者どもがみな栄えようと、それは彼らが永遠に滅ぼされるためなのです。」

   詩篇で「悪者ども」と言うとき、彼らは確かに社会において賄賂を取り、裁判を不正にも曲げ、、、などしていますが、その基本的な概念は、神を無視した在り方にあります。神を否定している人生観そのものが「悪」と言われる所以なのです。また、そこから、すべての犯罪・違法・不道徳が生じてきます。神を見失った人は、自ら自制するすべを失って、本来良いものである本能的な欲望を、誤用し、暴走させて、不道徳・犯罪に走るのです。

   神を畏れ敬う姿勢のみが、私たち人に正しく歩むことを可能とする道です。

高知県・越知町の大樽の滝


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