. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ペテロの第二の手紙」 を読む : 第12講
■ 今日の「井戸掘り」

「このようにあなたがたは、私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの永遠の御国に入る恵みを豊かに加えられるのです。」. . . . . ペテロの第二の手紙1:11 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   このペテロの第二の手紙、一章の最初の12節に「豊かな」という語が3回用いられています。先ず第2節の挨拶の中で「豊かにされますように」、2番目は8節で「ますます豊かになるなら、、、」です。そして、この12節にみたび「豊かに加えられる」とあります。ペテロにとっては、クリスチャン生涯は、豊かな生涯だったのでしょう。ダビデも、あの有名な詩篇23編で、「主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません」と詠い、また「私の杯は、あふれています」と証ししています。神の子たちの生涯は、豊かな生涯なのです。

   さて、ペテロは、躓くことがないことも、クリスチャンらしい品徳が、ますます豊かになることも、そしてその結果、役立つ者となり、結実豊かな者となることも、すべて「主イエス・キリストの恵み」によるのだと教えています。そして、更に、この地上生涯を終えるとき、永遠の御国へ導かれるもの、主イエスの恵みが加えられるからだと書きます。ジョン・バンヤンは、あの「天国への旅」(「天路歴程」)と日本語で訳されている作品の中で、主人公のクリスチャンに「すべては恵み!」と叫ばしています。最後の河を渡ろうとして溺れかけた場面でのことです。「すべては恵み!」―何と真実なことばでしょうか。

   この節の英語訳(NIV)は「you will receive a rich welcome into the eternal kingdom of our Lord and Savior Jesus Christ」となっています。主イエスの永遠の御国に大歓迎されて入るのです。何と言う恵み! パウロのことばではありませんが、罪人のかしらであった者が、主イエスの御国に大歓迎されて入るのです。

   それですから、ペテロが11節に勧めているように「ますます熱心に、、、召されたことと選ばれたこととを確かなものと」しようではありませんか。

■ キリスト、ペテロの足を洗う

高知県・越知町の大樽の滝   ☆印をクリックしてください


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