. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ペテロの第二の手紙」 を読む : 第13講
■ 今日の「井戸掘り」

「ですから、すでにこれらのことを知っており、現に持っている真理に堅く立っているあなたがたであるとはいえ、私はいつもこれらのことを、あなたがたに思い起こさせようとするのです。」. . . . . ペテロの第二の手紙1:12 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   ペテロは、教会指導者として、自分の羊たちに対して何と言う確信を抱いていたことでしょうか。あなたがたは「すでにこれらのことを知っており、現にもっている真理に堅く立っている」と書いています。ある長年の教会員は、特別集会の折、牧師から「あなたは本当に救われていますか」といわれ、その牧師のことばに躓いてしまいました。牧師が自分の羊の霊的状態を疑いの目を持って見なければならないことは辛いことであり、不幸なことです。

   さて、ペテロの手紙の読者たちが「現に持っている真理」とは、どのような真理だったでしょうか? この12節には「これらのこと」と言うことばが2回、そして、次の13節にも、一回用いられています。13節を見ると、この「これらのこと」とは、14節以下に、これからペテロが書こうとしている事柄であることが察せられます。ついでながら12、13、15節と3つの節に「思い起こさせる」と言う句が用いられています。ペテロがこれから書き綴ってゆこうとしていることは、新しいことではなく、何回となく、彼が既に語り教えた真理でした。

   信仰者は、ある真理を「知っており」、その「真理に堅く立っていても」、またしても、その真理を語り聞かせてもらう必要があります。重ねて聞くことによって、真理は更に深く心に刻まれるからです。

   ぺテロは、またしても同じことを語り、書き、彼の羊をこれから展開しようとしている真理に堅く立たせようとしているのです。

■ キリスト、ペテロの足を洗う

高知県・越知町の大樽の滝   ☆印をクリックしてください


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