. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ペテロの第二の手紙」 を読む : 第28講
■ 今日の「井戸掘り」

「また、彼らは貪欲なので、作り事のことばをもってあなたがたを食い物にします。彼らに対するさばきは、昔から怠りなく行われており、彼らが滅ぼされないままでいることはありません。」           ペテロの第二の手紙2:3 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   異端の特徴は、好色とともに貪欲であると、ペテロは書いています。先回、書きしるしましたように、主イエスを否定する時、私たちの自然のと言われている本能的な欲望をコントロールする聖霊の干渉と恵みが与えられないので、創造主である神を離れた生まれながらの人間、すなわち「肉」なる者は、自然の欲望を濫用して、自分の欲しいままに振舞います。好色は、本能的な欲望が、性の分野において暴走した状態であり、貪欲は、金銭に対して同じことが起こった状態です。現われは異なりますが、いずれも本能的な、自然ともいえる欲望がコントロールを失って暴走した状態なのです。

   聖霊の働きの下にない人間は、これらの欲望をコントロールする能力を見失っていますので、規制されないままの欲望が、様々な分野へと働いて、時に好色、時に貪欲、時に権力欲となって現れます。

   旧約時代の信仰者ヨセフの優れたところは、神を敬い愛するがゆえに、ヨセフは、これらの欲望の暴走のいずれからも、彼が守られたという事実です。主人の全財産の管理、ポティファルの妻の誘惑、パロの家を治める立場と、貪欲・好色・権力欲からくる誘惑と、ヨセフには次から次へと欲望を暴走させる機会はありましたが、彼は神によって、そのすべての危険から守られたのでした。神を愛して生きるとは、そのような生き様をすることなのです。

■ キリスト、ペテロの足を洗う

高知県・越知町の大樽の滝   ☆印をクリックしてください


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