. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ペテロの第二の手紙」 を読む : 第48講
■ 今日の「井戸掘り」

   「彼らに起こったことは、『犬は自分の吐いた物に戻る』とか、『豚は身を洗って、またどろの中にころがる』とかいう、ことわざのとおりです。」                   ペテロの第二の手紙2:22 

■ 井戸を掘りましょう:

   「彼らに起こったことは、、、」とあるように、信仰を捨てる・背教すると言うことは現実のことで、架空のことではありません。一旦、恵みに与って、主イエスを、また、義の道を知った人々が、この世の汚れに逆戻りしてしまうと言うことが起こり得ますし、実際起こったのをペテロは目の当たりにしたのです。

   ペテロは、ことわざを引いて、その状態を説明しています。「犬は自分の吐いた物に戻る」、「豚は身を洗って、またどろの中に転がる。」理性のない動物でしたら、それも已むを得ませんでしょう。しかし、理性があって考えることのできる人が、そのようなことをするのは、彼らが「そのような人たちの終わりの状態は、初めの状態よりももっと悪いものになる」ということに気づいていないからではないでしょうか。

   ペテロは、それに気づかせようと、ここにペンを取っているのです。既に、棄教してしまった人々を、再び信仰の道に引き戻すことは至難の業でしょう。しかし、警告のことばを書き記すことによって、同様な危機に直面している人々、その霊が確立していない人々に、思い止まらせる効果を、ペテロは期待しているのです。この世の「肉欲と好色」からの誘惑は、強烈です。しかし、一層悪くなることを意識すれば、多少はそれが、背教へのブレーキになるかもしれません。ブレーキになってほしいのです。

■ キリスト、ペテロの足を洗う

高知県・越知町の大樽の滝   ☆印をクリックしてください


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