潮流読者の反響-43. 平成17年11月

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鳥取市に在住の25歳の社会人3年目某と申します。出身は関東、大学卒業後鳥取に来ました。
最近、安岡正篤先生の著書を多く拝読させて頂いています。「東洋倫理概論」「知命と立命」「
PHP研究所の講和シリーズ」「いかに人物を練るか〜ビデオ〜」約、9冊ほどの著作を本当にむさぼるように読んでいます。
トイレの中では安岡先生の語録集「照心語録」を何度何度も読んでいます。しかし、知人に安岡先生を知っている人は少なく、同年代に到っては知っている人間は皆無に近いです。

学生時代から読書が生活の一部のように過ごしてきましたが、社会人になって自由な時間が少ない分本当に読み応えのある本しか求めなくなっていきました。現在では安岡先生を初め「森信三」「平澤興」の
3人に絞り込まれている状態です。
また、致知出版社から西晋一郎語録が出版され、鳥取にこんな偉大な人間がいたなんてと喜んでいたところに関西師友協会の
HPのリンク集に徳永先生のHPを発見し、鳥取市出身ということで嬉しくて思いつくままにメールをしているところです。
仕事の関係上、木鶏クラブに参加することは出来ません、「言四志録」の輪読に参加できないことが残念です。自分がなぜこんなにも、東洋思想に飛びつき出したのかはっきりとした理由はまだ見つかっていませんが、心の奥底が求めていたものなのだと思います。
安岡先生の薫陶を受けられたことを大変うらやましく思います。僕はその願いは叶わないので、ビデオで何度も見させていただいていますまだまだ、浅学勉強中の身ですが、安岡先生の著書を通じて真の学問ということが分かりかけてきた気がします。、木鶏クラブに参加出来ることを願っています。平成17116


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素早い返信、誠にありがとうございます。そして、ありがたいお言葉、恐縮です。
安岡先生には、本当に心の飢えを潤して頂いたのです。本当に死して朽ちず、永遠の精神を説かれ、現代を生きる自分に大きな勇気と生きる力を与えてくれています。
安岡先生の本はおかしなイデオロギーや宗派にとらわれずに、人生の真実を正しい言葉で説かれていることが大きな魅力として感じています。
本当の「言葉」というものを安岡先生を通じて知り、自分の世界観やイメージの世界がぐんと広がったばかりでなく、深まっていくのを感じます。
こうして、安岡先生の事について交信できる事に大きな喜びを感じています。
まだまだ、安岡教学については浅い理解ではありますが、私の心を満たしてくれています。

私の出身大学は、左よりの大学であり共産主義を標榜とする教授陣が多くいました。
何かしらの厭な感覚はありましたが、安岡先生の著書を拝読するにつれその悩みも少しずつ氷解していきました。
安岡先生の著『知命と立命』にこんな言葉がありました。
「日本でも生粋の日本人、日本精神の旺盛なる者でなければ、革命などできるものではない。この日本を救うには、本当に日本的な魂を持った、なんら型にはまらない自主の精神に徹した人間で無ければならない。日本の革命はまだ先だ。」
混迷を究め、先行きが不透明な現代の日本において、今こそ若者が日本を、日本人を、そして日本の歴史を知り、安岡先生の言う真の『革命』を実現せねばならないと思います。 
メールを打ちながら興奮してしまいました。
平成17年11月7日
  某 25才  
徳永圀典発言 嬉しいお言葉です。感激します。若い人の真の覚醒、日本も捨てたものではない。

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徳永様の著作二冊を偶然拝読しました。「私の憂国放論」の中の”亡国の地鳴りが聞こえる”と「人類最高の良いこと」の中の”日本の原理が地球を救う”の論述に、心に響く「一字一句」をしっかりと心に刻みながら、ゆつくり、ゆっくりと拝読させて頂いて、正に「見えなかった社会現象や歴史事象」の本質を一瞬にして理解させて頂くことが出来、素晴らしい「徳永論文ワイパー効果」を実感致しました。

目次の一章とその一節ごとに、今の日本人が忘れかけた本当の意味の日本人の心を呼び戻そうとされ、日本の未来を思われて・・・心打つ「魂」の込められた、その説得力ある「言霊」、その文面には、私のこれまでの人生で一度も出会ったことはありません。
これからを生きる小生の「座右の書」として繰り返し繰り返し拝読させて頂きまして「21世紀を担う子供達のために」誇るべき日本人の魂を伝えるのが私達「親の業」として、徳永様が目指しておられる日本歴史の草の根の・・・「語り部」とならねばと仰る溢れるばかりの、その思いに少しでも近づかせていただきまして、一人でも多くの方々に、この「感動の種」を蒔いて行く決意を新たに致しておりますので、今後とも更なるご指導をご鞭撻をして下さいます様に心からお願い申し上げます。素晴らしいご高著を拝読する機会を得て、邂逅すべき徳永様に邂逅した喜びを噛みしめております。

平成17年11月16日  広島県某市 某代表 

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今朝の日本海新聞潮流の徳永様の論述「
日本の抱える大矛盾」を読みました。
詩人コーエンのこともピアード博士のことも知りませんでした。それが翻訳され日本の政治家が等しく目を通すというようなことにならないものでしょうかね。
少なくとも鳥取県の政治家はこの潮流を読んでくれていると期待していますが?
もちろん事実を知ることで、いまさらアメリカを非難し両国の間がおかしくなって良いと思うものではありません。しかし事実を知れば少なくとも政治家達に日本人として凛とした心が戻ってくるのではと思います。
とくに首相には徳永様のこの小文を是非読んでもらいたいものです。
平成17年12月2日 鳥取県 某 


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12月1日の今朝の日本海新聞潮流の「日本の抱える大矛盾」を読みました。私は小学校の教員を長くしておりました者ですが、ああ、そうであったかと教師として私は慙愧に耐ええません。感動しています、徳永様の論説は、いつも拝見しておりますが、宝物であります。私の友人・知人でも大変徳永様を高く評価しております。これからもお身体を大切にされてご活躍を心からお祈りします。電話で失礼致しました。
平成17年12月2日 鳥取県 西伯郡 某


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今朝の日本海新聞で「日本の抱える大矛盾」を拝見しました。この青年の詩を知りませんでした。原著の日本語訳がありますでしょうか。徳永様の潮流論説はいつも拝見しておりまして一度電話したいと思っておりました。
共鳴する論述が多々あります。ご活躍を祈ります。
平成17年12月2日 鳥取市内 某
 

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『ルーズベルト大統領と第二次大戦』  投稿者: 芋太郎  投稿日:12月 3日(土)22時49分33秒
徳永さんが昨日の日本海新聞「潮流」に寄稿された「日本の抱える大矛盾」を拝読いたしました。今まで、徳永さんは数々の好論文を発表しておられますが、その中でも最高の部類に属するものと思います。
>(東京事裁判について)日本政府は事後法裁判の無効を主張しないまま受け入れ講和後も対外的に曖昧なままである、戦争に勝ったら何をしても無罪で、負けた側だけが罪をいつまでも受け入れるのは理不尽で我慢ならぬ、盧溝橋で中国内の反乱軍・現中共政権が日本と中華民国双方を砲撃し戦争の火蓋を切らせたのは事実、現中共に指弾されるのは釈然としない。毛沢東は日本のお蔭であり中国に謝る必要は無いとまで言ったではないか。曖昧にしてきたこれ等を子孫に大きな問題として残したままにしてはなるまい。
日本海新聞潮流寄稿 平成17年12月2日 日本の抱える大矛盾 http://www.ncn-t.net/kunistok/

たしかに“決断の時”ですが、私は次の安倍内閣においてその決断を期待します。小泉内閣では無理でしょう。それまでに世論も盛り上がればと思います。
なお、『ルーズベルト大統領と第二次大戦』("President Roosevelt and the Coming of the War, 1941")は、ビアード博士の遺族の反対によって、残念ながら、日本語訳は出ていません。F15 日米開戦の真相http://www.kcn.ne.jp/~ca001/F15.htm
しかしビアード博士は1948年に死去しておられますから、すでに著作権は切れていると思いますが、どうなんでしょうか。
私は1948年版(第4刷)の原著を古本で購入しました。第16章の最後には、ハル国務長官の有名なセリフ「これで自分の仕事は終わったよ。あとは陸軍と海軍の仕事だ。」という文句も載っています。出典は、どうやら"Franklin D. Roosevelt: An Informal Biography" (Alden Hatch)のようです。

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徳永先生 某です。昨日はありがとうございました。遅れていきましたのに、温かく迎えていただいて感謝いたします。いろいろと勉強になる鳥取木鶏研究会って、本当に知的集団だと感じました。まだまだ勉強不足ですが、ぜひ今後も末席に加えさせていただきたいと存じます。取り急ぎお礼まで。ありがとうございました。
平成17年12月6日 某


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徳永圀典様  兵庫県の某です。
すばらしい会を教えていただき、ありがとうございます。早速入会しました。私の知人にも紹介します。 
徳永様のホームページも読み出したら止まらないくらい、ますます内容が充実していますね。
日本を解体させようとする勢力に負けてはならないと身震いする思いです。
今後も徳永様の論説に学んでいきます。そして、私にできることをもっと行動していかないといけないなと思いました。ありがとうございました。 平成17年12月10日
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徳永さま、日本海新聞紙上で、今年も有益なそして憂国溢れるコラムを拝読しまして、心強く感じた年となりまして有り難く思います。長男は30代ですが、徳永さまのファンのようです。来年1月は、どんなコラムかと楽しみにしております。どうか良いお正月を迎えてください。
平成17年12月21日 兵庫県 日本海沿岸住人