お金の社会学                   前頁へ   次頁へ

お金社会学
5月1日 金を借るは憂いを借りる。 心配事を借りたのと同じ。He that goes a borrowing 、goes a sorrowing
5月2日 金と女は外に預けるな。 預かったものが欲を出してしまう。
5月3日 金あらば書楼を、無くば書箱を。 貧富に拘わらず書物を座右におけ。 金言童子教
5月4日 金ある者は金使わず。 金持ち金使わず。金持ち喧嘩せず。
5月5日 金があれば譲る子がなし、子が多ければ銭なし。 とかく世の中はままならぬ。
5月6日 金と子供は片回り。 金と子供は一方に偏して全体に行き渡らぬもの
5月7日 金と痰壷 金と痰は溜まる程汚い
5月8日 金に菌が生える しまいこむだけの態度を嘲る
5月9日 金に惚れても男に惚れな 花柳界、金算段抜きに心底男に惚れるな
5月10日 金に焼き味噌 焼き味噌は杉板に味噌を塗り作る贅沢なもの。貯める事と美味双方は叶わぬの意
5月11日 金のある間が極楽 金こそ凡ての意
5月12日 金の敬によって位を増す         

金持ちを敬するのは金力、金が旦那

5月13日 金の切れ目が縁の切れ目 愛想つかしは金から起きる。
5月14日 金の力は阿弥陀ほど 金の威力は阿弥陀の霊力ほどある。
5月15日 金の光は七光り 金あればバカ息子も賢く見える。
5月16日 金の草鞋で探す。 とうてい得がたいもの。
5月17日 金はあっても心配無くても心配。

あるにつけ、ないにつけ心配なもの

5月18日 金は来たり又去るもの Money WILL COME AND GO
5月19日 金は芸減らし。 芸人が金に惹かれると芸の力は衰える
5月20日 金は招く所に集まる。 得ようと欲する者の所に集まる。
5月21日 金は雌馬を歩かせる。

MONEY MAKES THE MARE TO GO金で動かせないものはない

5月22日 金は山に捨て玉は淵に投げる。 無心、無欲、清廉潔白であれとの例え。
5月23日 金は良き召使い、悪しき主人なり。

MONEY IS A GOOD SERVENT BUT A BADMASTER

5月24日 金持ち落ちぶれて子生まる。 この世は意の如くならぬ。
5月25日 金持ち苦労多し。 貧乏人には分からぬ苦労あり。
5月26日 金持ち小銭に困る。 矛盾している事の例え。
5月27日 金持ちと灰吹きは溜まる程汚い。 灰吹きはタバコの吸殻入れ。
5月28日 金持ちの貧乏人、貧乏人の金持ち 心の持ち方から見た時、足るを知れば心豊かのたとえ
5月29日 金持ちの泣き言 他人の妬みを恐れて愚痴をこぼしてみせる。
5月30日 金を奪う者は殺され、国を奪う者は王となる 類句-鉤を盗むは誅せられ国を盗むは諸侯となる。
5月31日 金請けに立つとも人請けに立つな。 借金の保証人になっても人の保証人になるな。