真島さんに何と呼ばれたいですか?
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*何も記入しない場合、青山美香になります。
Part 1

ベリーショートストーリー:Part2


やきもち
私は真島さんと肩を並べて交差点を歩いていた。
「あ!今の男の人、私のこと見た!」
得意になって真島さんに笑いかける。その瞬間、真島さんは眉根を寄せ、私の顔は真島さんの両手に挟まれた。
「信号が…」
「そんなん構わんわ」
と、真島さんが言った途端、私の唇は塞がれた。
真島さんは唇を離すと、私を睨んだ。
「お前は俺だけ見とけばええんや」



「明日から会社に行きたくないっ…」
会社で嫌がらせを受けた私は、真島さんの前でわっと泣き出した。
「なんで泣くねや」
真島さんは黒の革手袋を脱ぐと、私の涙を親指でそっと拭いた。温かな手が私の頬を撫でる。
は、会社辞めて俺の傍におったらええ」


サプライズ
私の誕生日がきた。スーツ姿の真島さんが、透き通る空のようなブルーの包装紙に包まれた小箱を渡してくれた。
「ほれ、誕生日プレゼントや」
「開けていい?」
「当たり前や」
「これってティファニー……?どうして私がティファニーが好きってわかったの?」
「前に一緒に歩いとった時、ショーウィンドウ見とるの目ぇ〜見てすぐピンときたわ」


お見舞い
風邪を引いてしまった。真島さんがお見舞いに来てくれも、私は布団の中。
ベッドの足元に腰を掛けた真島さんが言った。
「なあ、顔出したらどうや?」
「嫌…。髪が変だし、すっぴんも見せたくない」
真島さんが枕元に顔を寄せた。
ちゃんの素顔が一番好きやで」
私は、布団から顔を半分だけ覗かせた。


悪夢
「わっ!」私は飛び起きた。横に寝ていた真島さんも目を覚ます。
「どないしたんや?」
「怖い夢見た……」
真島さんが私の背中に手を回して、トントンと撫でてくれる。
「どないな夢やったんや?」
「真島さんがいなくなる夢……」
はアホやなあ」
真島さんは、背中に腕を回すと、ぎゅっと抱きしめてくれた。


ペロリ
今日は真島さんがイタリアンに連れてきてくれた。
「このトマトソースやっぱり旨いのぉ」
「あ、真島さん、口にソースついてる」
私がそっと指で口を拭くと、真島さんが私の手首をぎゅっと掴んだ。
のほうが旨そうやなあ」
真島さんは私の指をペロリと舐めた。


兄さんが後ろから…
私は料理をしていた。
「真島さ〜ん、もうできるよ〜」と声を張り上げると、真島さんがキッチンへやって来た。
「ほう、旨そうやないけ」
真島さんがそう言った途端、私は後ろからぎゅっと抱きしめられた。
首筋に顔を埋めた真島さんの熱い息があたる。
「あっ……料理できないよぉ……」
「なあ、、メシは後にせえへんか?」


看病
二日前から真島さんは珍しくインフルエンザにかかっている。
私は、毎晩真島さんのマンションに通って看病していた。
ベッドには、あどけない無防備な真島さんの寝顔。
私は、微笑みながら覗き込んだその時、いきなり腕をぎゅっと掴まれた。
(えっ!起きてたの!?)
と、真島さんに確かめる間もなく、ぐいっと力強く引っ張られてベッドに引き込まれてしまった。
心拍数が一気に跳ね上がる。
真島さんは、キスができそうな距離まで顔を近づけてきた。
「なあ、、今夜は泊まってくれや……」


兄さんの背中
私は、慣れない八センチヒールで劇場前広場へ向かった。広場が近づくと、手を上げている真島さんが見える。私は走り出した。
「真島さーっ」
ドタン!
「痛っ。あ〜、ヒールが折れちゃった……」
「おい、何こけてんねん。そないな靴履くからやろ」
真島さんは、しゃがんで背を見せた。
「ほれ、おんぶしたるわ。早う乗り」



 旅行
真島さんと一泊旅行へ行く日がきた。私たちは、ロマンスカーに乗って箱根へ向かっている。
「わ〜、この駅弁豪華!」
「せやろ?一番ええヤツ買うてきたからなあ」
「あれ?真島さんの私のと違う」
「こっちも旨そうやろ?ほれ、このから揚げに食わしたるわ。口開けてみろや」

Part 3

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