食とは文字通り、人に良いと書きますが、私達の生命の源であり、健康に良い役割をするものであることが、大前提にありますが、昨今の食品事情はメ-カー卸が売るまでの過程で、便利で有利な食品を作ることが最優先にされており、消費者のことは二の次という傾向を強く感じます。
一定期間できるだけ長く品質が保持されるもの、見た目が良いもの、一定したおいしさを持っているもの、より安価であるものなどの条件が不可欠であり、これを満たすために酸化防止剤、保存料、発色剤、着色剤、調味料、増粘剤などの合成添加物を使うことが常識化されています。
合成添加物が体に決して良いものではない事は食品業界では重々わかっているはずですが、商品にクレームがついて返品されたり、損害賠償になることを極端に嫌うため使い続けてしまっているのが現状です。
また、収益性の高い商品作りを追求するのも当然のことでありますが、消費者の健康を考えた商品を提供するという基本理念に企業全体が改めない限り、増加の一途をたどっている種々の現代病が昨今の食事情にありと言われるのも当然のことになります。
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