. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
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「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第120講
■ 今日の「井戸掘り」
「主よ。あなたが御民を愛されるとき、私を心に留め、あなたの御救いのとき、私を顧みてください。」 詩篇106:1〜48
■ 井戸を掘りましょう:
この後には「そうすれば、私は、あなたに選ばれた者たちのしあわせを見、あなたの国民の喜びを喜びとし、あなたのものである民とともに、誇ることができるでしょう」と続いています。
「御民」、「あなたに選ばれた者たち」、「あなたの国民」、「あなたのものである民」と様々な表現が用いられていますが、イスラエルのことです。ユダヤ民族は、神の経綸、すなわち、歴史支配のご計画において、特別な立場を占めていました。
ユダヤの民は、目的を持って神の選ばれ、神のものとなった国民でした。しかし、彼らは、神の目的を理解せず、使命を果たすことにおいて失敗しました。彼らを通して異邦人社会に広く、神の存在、神のみこころが広まるようにとの、主である神のご計画は、彼ら・イスラエルによって裏切られました。
新約の教会が興された背景には、このようなイスラエルの失敗があります。旧約のイスラエルは、肉によるアブラハムの子孫ですが、教会・クリスチャンこそが、霊によるアブラハムの真の子であり、彼に与えられた使命を継承する者たちです。