. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
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「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第174講
■ 今日の「井戸掘り」
「天地を造られた主がシオンからあなたを祝福されるように。」 詩篇134:1〜3
■ 井戸を掘りましょう:
「天地を造られた主」、それですから主は、全世界の神です。しかし、なぜ「シオンから」なのでしょうか。主である神は、救いのご計画を推し進めるにあたって、先ず、ヘブル民像をその恵みを伝える管として選ばれました。シオンは、その都のあるところ、ダビデの王座が据えられた街です。
神は、えこひいきされたのではありません。神がユダヤを選ばれたのは、救いの良き音信が、ユダヤ民族を通して、全世界に述べ伝えられるためでした。ユダヤは、神の祝福を全世界に広める手段として選ばれたのでした。
神は、天の御使いを起用して、一時に、全世界に良き音信を告知する方法を選ばれませんでした。そうではなくて、ユダヤ民族を通して、人類の歴史の展開を通して、徐々に良い音信が、他の民族へと広がりゆくことを望まれました。それは、歴史と言う長い時間の経緯を通して、全人類が救いの良き音信を耳にした時、それを受け入れるために整えられるようにとの配慮からだったのでした。果物が段々と熟してゆくように、人類の救いへの知識が徐々に確かな者とされることを、神は願われたのでした。