. . 聖書・「神のみことば」は、真理の尽きない泉です。深く掘れば掘るほど、豊かな甘い水を湧き出します。
このページは、フィリップの「井戸掘り日記」」と名付けました。
「ダビデ以外による詩篇」 に学ぶ : 第180講
■ 今日の「井戸掘り」

 「主は天と地と海とその中のいっさいを造った方。とこしえまでも真実を守り、しいたげられた者のためにさばきを行い、飢えた者にパンを与える方。主は捕らわれ人を解放される。」              詩篇146:1〜10A 

  ■ 井戸を掘りましょう:

   国々の偶像は偽りものです。それに対して、創造主は「とこしえまでも真実を守」るお方であるのみか、真実そのものであるお方です。

   この主は、「捕らわれ人を解放される」お方でもあります。ここに言及されている「捕らわれ」の状態は、第一義的には、戦いに敗れ、敵国に捕らえられた状態でしょう。

   しかし、私たちの人生には、その他に、多くの捕らわれの状態があります。折々ニュースとなる芸能人の覚醒剤使用のこと、正に、彼らは、捕らわれた状態にあって、悪いと知りつつ、また、止めなければいけないと思いながら、ずるずるとその深みに引き込まれてゆくことを体験的に語っています。彼らは、覚醒剤や麻薬に捕らわれているのです。

   それと同様な捕らわれの状態が、タバコやアルコール中毒です。中毒と言われるように、喫煙・飲酒の習慣を断ち切るには、その人の意志の力だけではどうにもなりません。彼らの意思は、そのような悪習慣に完全に捕らえられていて、医学的な治療が必要です。

   そのほか、人の噂の虜になっている人、権力欲のとりことなっている人、性欲や金銭欲からどうしても逃れられないで犯罪に走る人、、、と人を捕らえている状態は様々ですが、捕らえられている、そのような人が、捕らわれ人である事実には変わりありません。彼らは、主による解放・釈放を必要としています。それなしには、彼らが自主的にそこから逃れる道はないのです。

高知県・越知町の大樽の滝


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