こちらの「Q&A」は、アーカイヴとして記録してある過去の「質問・回答」です。
2004年1月27日:「四重の福音」に関して
Question/0001:
毎回、毎回質問に答えてくださりありがとうございます。本当に感謝にたえません。こんな小さな者のために時間をとってくださりありがとうございます。今回は「四重の福音」なんですけど、日本ホーリネス教団や他のホーリネス派は、これをかかげていますけど、IGMはメソジスト派だから主張しないんですか? これってホーリネス派とメソジスト派の違いなんでしょうか恐縮ですけど教えてください。


Answer/0001:
「4重の福音」、その内容は、「新生、聖化、神癒、再臨」であることはご存知でしょう。IGMはこれらを信じない、または、受け入れない訳ではありません。ただ、4つを同列に並べて主張することに、問題意識を覚えているということです。
・ 「新生、聖化、再臨」の3つは、救いに関することで、神は、すべての人がその祝福に預かることを願っておられます。キリストが、すべての人のために死を味わい、救いを備えてくださったので、私たちが願いさえすれば、信仰によって、誰でもその祝福に預かることができます。
・ さて、神癒ですが、もちろん、すべての人が健康であることを神は願ってはおられますが、罪の感化・影響の下にあるこの世では、すべての人が願っても、その願いどおりに、病気から解放されるわけではありません。使徒パウロの例を見れば判りますでしょう。そこに「神癒」に関しては、他の3つと異なった面があります。
・ それで、IGMでは、4つを並べて同列には考えることをしないと言うことです。「新生、聖化、再臨(そして、その時の肉体の復活、または、栄化)」を聖書に従って受け入れ、そして、それとは別のレベルで「神癒」を受け入れるということです。聖書の神、創造主を信じたら、神が癒してくださると頷くことは、改めていうまでもないことです。中田重治師が説いたような「祈れば必ず癒される、癒されないのは信仰が足りないからだ」というような神癒の理解は、聖書の教えから逸脱していると考えます。

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