供託

個人からお金を借りていて、借りたお金を返済しようとしたが相手の人が死亡していたという場合、返済しなくてもいいかといえば、そういうわけにはいきません。権利は相続されます。しかし、相手の相続人を特定することは困難です。そのほか、消費者金融等の会社から借りていて、その会社と連絡が取れなくなるといったこともありえます。

そのようなときのために、供託という制度があります。法務局にお金を預けると考えていただいたらいいと思います。供託しておけば、払ったことになるので、後で延滞の問題を避けることができます。また、自分の預金や、雇用している従業員の給与が差し押さえられた場合、供託しなければならないこともありますので、注意してください。


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