・ 個人事業では所得は全て事業主のものとみなされます。
事業の総所得から経費を引いた金額がそのまま課税対象となり、 所得税と住民税が課せられます。
・ 法人では会社と経営者は別個に課税されます。
事業の収入は会社の所得とされ、会社に対して法人税、法人住民 税、法人事業税が課せられます。
そして経営者には、会社から支払われた給与に対して個人の所得 税と住民税が課せられます。
・ 個人事業の所得税は累進課税で、法人税は二段階式です。
これは所得が少ない場合、二段階式の法人税よりも累進課税の所 得税の方が税金が安くなるといえます。
つまり、年間の総所得が少ない場合は法人よりも個人事業の方が 税金が有利といえます。 |