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新「会社法」とは?◆会社設立お助け法務ページ

 新「会社法」のポイント
・有限会社がなくなり、株式会社に統一。但し、有限会社の継続経営は可能。
・新しく合同会社の発足。アメリカのLLCがモデル。
・資本金の規制解除。つまり1円でも設立可能
・会社設立手続が簡素化。
有限責任事業組合(日本版LLP)。これは会社法ではなく経済産業省の管轄。

 新「株式会社」とは?
・取締役会、監査役は任意設置。
・取締役一人でも設立可能。
・発起設立では払込の証明は銀行の残高証明で可能。払込金保管証明書不要。
・現在の確認株式会社は登記の変更が必要。
・実態は有限会社に近い。

 「合同会社」とは?
・出資者は有限責任で社員一人でも設立可能。
・取締役会や監査役などを設置する必要はない。
・定款認証が省略され手続きが安価で簡素。
・組織構成と損益配分は社員の合意で可能。
・株式会社に組織変更が可能。但し、社員全員の合意が原則。

 「有限責任事業組合」(日本版LLP)とは?
・二人以上の組合員が必要。
・組合員の合意により組織構成や損益配分を決めることが可能。
・設立手続きが安価で簡素。定款の認証手続などがない。
・法人ではないので法人税はかからない。個人に所得税がかかる。
・法人への変更はできない。一旦組合を解散しなければならない。

 会社形態の比較
社員構成 出資者の責任 損益配分 業務執行機関 課税
株式会社 有限責任社員のみ
一人以上
有限責任 出資額に応じる 取締役一人以上 法人税
合同会社 有限責任社員のみ
一人以上
有限責任 自由に定款で可能 業務執行社員一人以上 法人税
有限責任事業組合 有限責任組合員のみ
二人以上
有限責任 自由に組合契約で可能 組合員二人以上 構成員課税
合資会社 無限責任社員、有限責任社員各一人以上 有限責任と無限責任 自由に定款で可能 業務執行社員一人以上 法人税
合計会社 無限責任社員
一人以上
無限責任 自由に定款で可能 業務執行社員一人以上 法人税

 会社設立費用
株式会社
合同会社・合資会社
有限責任事業組合
定款認証収入印紙
※40,000円→0
なし
なし
定款認証手数料
50,000円
なし
なし
登録免許税
150,000円
60,000円
60,000円
会社設立代行費用
80,000円〜
60,000円〜
60,000円〜
合計
280,000円〜
120,000円〜
120,000円〜

※当事務所は電子定款認証に対応しているため、定款認証収入印紙代は不要です。
ご自身で電子定款認証に対応するには、作成ソフトなどで約10万円必要です。

 新しく起業される方は、一体どの会社形態にするか悩まれると思います。
まずは、オフィスライトにご相談ください。

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