木鶏とは 例会レジメ
初めに
「イマダモクケイニオヨバズ」、これは不朽の名横綱、双葉山が六年に亘る連戦連勝を果たしえず男女(みなの)川に敗れた時、師である安岡正篤先生がインド洋上の船で受け取られた電文である。この電文により安岡正篤先生は、双葉山は遂に負けたなと思われたという。
「木鶏たれ」、或いは「我、いまだ木鶏たりえず」は一種の求道哲学語と言える。我々は死ぬまで、「木鶏道」を研究しその真髄を極めて行きたい。(木鶏の故事ー荘子)
同郷に住み、幾年も前から、一つのご縁に結ばれた同志の我々は、金銭上の問題とか営業上の問題に囚われることなく、純粋に木鶏道を求め、その為の自己練磨と研鑽、そして愛国を核として、生きる限りそれらを希求し続けたいと思いを新たにしている。
鳥取木鶏会 「憲章」
木鶏研究会の目的 「同学十則」
いかなる圧力にも臆しない、まして金銭的利害と全く無関係な、純粋な勉強会である。
このように利害に無関係な、精神の自由、闊達な在り方こそ現代に最も相応しい。
新たな思いでの再出発である。
例会
開会にあたり、全員規律して、聞学起請文
毎月、原則として、第一月曜日、鳥取駅南の「県民ふれあい会館」で午後6時から9時まで行う。春秋には郊外活動も行う。
会員・参加者等
趣旨に賛同する人は、いかなる人でも自由、会費は茶菓代程度とする。
「来る者を拒まず、去る者を追わず」
勉強テーマ
会員で相互に検討する、特定の書籍雑誌に囚われないし拘泥しない。但し、古典を主として研鑽する。国際問題・時事問題・経済問題等幅広いテーマで自在とする。
広報は特段にしないが、本ホームページにこの趣旨を掲載する。
平成7年8月1日
代表 徳永圀典 プロフィル