SUPER GT公式テスト&ファン感謝デー 2014
at 岡山国際サーキット (2014.03.15)

 先日の鈴鹿のファン感謝デーから2週間での立て続けで、今回は岡山国際サーキットのファン感謝デーです。本当は、SUPER GT開幕戦の方に行きたいのですが、駐車場のチケットがなかなか取れないということで、それならチケット料金も安いファン感の方がいいかなぁと思って、2013年に続いての参戦となります。

4度目にもなるとさすがに慣れてきますね

 今回、岡山国際サーキットのゲートに到着をしたのが、8時40分頃。昨年が開始15分前でドタバタしたので、9時までには到着しようという予定できました。西ゲートで入場料と駐車料金を支払い、坂を上り、PA-6駐車場の一番北側(サーキットから遠い方)に駐車しました。本当はヘアピンの方に止めたいのですが、今年もやはり、この北側の駐車場を満杯にしてから、それから南側の駐車場に…というやり方のようです。

 鈴鹿に行ってから、岡山国際に戻ってくると、やっぱりこじんまりしたサーキットだなぁと思います。昨年と比べると、グランドスタンドの屋根がDUNLOPブリッジよりも1コーナー側にも延長しているほか、Cパドックが舗装されていました。あとは、あまり気づきませんでした。

今回の撮影ポイント

リボルバーコーナー

 リボルバーコーナーはヘアピン後の下りながら左に曲がるコーナー。フェンスが低く、少し丘になっているので、気軽に流し撮りができるポジションです。ただ、ヘアピン側が見えないので、どの車が来るのかが分かりにくいといえます。また、真横の流し撮りは簡単にできますが、フロントも入れようと思うと、できるだけリッパーコーナーよりの方がいいと思います。





リッパーコーナー



 リッパーコーナーは、リボルバーからのマシンが見やすいので、狙いやすいです。車体もフロントも含めた流し撮りが可能です。ただし、結構フェンスギリギリになりやすく、映り込み安いので注意が必要です。

 また、リッパーコーナーへの進入も流せるので、後ろ姿の流し撮りも撮りやすいと思います。







グリッドウォーク

 相変わらずのスゴい人でした。行列もすごくて、その行列が解消するまでに約30分ぐらいかかっていました。今回はこの人だかりに入るのも大変なので、本当の入口程度にしておきました。



 一様、コメントしておきますが、岡山のファン感は、あくまで「公式テスト」なので、チームのRQはいません。なので、ピットウォークで撮影ができるお姉様方は、岡山国際サーキットクイーンの方々だけです。ただし、例年、このファン感がお披露目を兼ねているので、名前のボードを持っているので、撮影という面ではちょっと…ってところです。

1コーナー



 1コーナーは岡山国際の中では、スタンドからコースまでの距離が遠く、そこそこ望遠レンズでないと狙いにくい所ではありますが、フェンスを気にせずにコーナーの外側から撮影ができるのはこのあたりか、最終コーナーぐらいしかありません。







 あと、地味な話ですが、この1コーナーのスタンド、下の道に降りるのに1コーナー側からは降りれますが、ウイリアムズコーナー側は降りれません。しかも、ちょうどこのスタンドとウイリアムズコーナー手前のスタンドの間に道路が通っているので、上段に上がってしまうと隣のウイリアムズコーナーに行くのにすごい遠回りをすることになりますので注意を。

ウイリアムズコーナー

 ここはスタンドが2つに分かれていて、YOKOHAMAの看板あたりからウイリアムズコーナー手前までと、ウイリアムズコーナーの最中の2つに分かれます。







 ちょうど上のスタンドの位置は、1コーナーの飛び込みから見えるので、やや正面~横方向の流し撮りは比較的簡単ではないでしょうか。ただ、結構車速が早いので、シャッター速度はあんまり遅くしすぎるとブレブレになりやすいです。

 あと、ウイリアムズコーナー奥側のスタンドは、クリッピングポイントの縁石を含めた流し撮りができます。この位置は岡山国際では数少ない高速コーナーということで、結構難しいです。しかも、奥側のスタンドは、1コーナー側が全く見えないので、聞き耳を立てて、「近づいてきたな」と思って準備をしないとかなり難しいです。

 また、上手くやるとバックストレートの流し撮りも撮影できます。

モスS

 ここは、特別にスタンドがある訳ではありません。コースからの距離も大きいので、ここで撮影しよう…というのはあんまり進めないですかね。

F値の設定をどうするか?、NDフィルターはいるのか?

 ここ最近悩んでいる私のテーマです。

 実は、昨年夏のF3&GT ASIAの時からNDフィルターを使っているのですが、実際に撮影後にExifを見ると、結構F値が小さかったり、場合によってはISOが200ぐらいになっていることもあるんです。

 これが、今回撮影した写真のうち選抜368枚のExifデータを元に算出したEV値の分布を表したグラフ。厳密に言えば、EV値17以上のあたりはマシンを撮影したものではないので無視して頂きたいですが、平均してEV値15~16あたりがほとんどです。

 F値をF8~F11あたりで、シャッター速度を1/100~1/160程度でいこうと思うと、ISO-100でEV値が13-14程度になります。となると、ND8では強いようで、ND4ぐらいの方がいいのかもしれません。まぁ、もちろん天候にもよるので、一概には言えないのでしょうが…。

意外と気をつけたい光の方向

 先日の鈴鹿でも思ったのですが、やはり写真撮影では光の方向を気にしたいですね。

午前中のリボルバーコーナー
ヘアピン方向は逆光になる

午後の1コーナー
1コーナー方向は逆光になる

 というのも、やはり逆光になるとボディーが暗めになりやすく、後補正が大分必要になってくるケースが増えてきます。今回の私の場合は、午前中がリボルバー~リッパーコーナーのあたりで、午後からは1コーナーからウイリアムズコーナーのあたりで撮影していました。特に午後からは見事な逆光で、本当で撮影しにくかったです。特にマシンの場合は、逆光で反射して光ってしまうとAFの精度も落ちるでしょう。また、EVFだと狙いにくくもなります。なので、その辺りは、時間帯と日の方向は考えた方がいいでしょう。

 その点、リボルバーのあたりは、比較的1日中順光になりやすく、リッパーは夏場の昼からは逆光になるケースも。それに対して、1コーナー側は午前中の方がどちらかといえば向いているのかもしれません。

そうそう、コインロッカーがありました

 そうです。岡山国際サーキットのHPの方では一切触れられていませんが、岡山国際サーキットにもコインロッカーがありました。写真を撮ってくるのを忘れましたが、パドック裏のトイレ横にある休憩所のところにありました

 なので、SUPER GTのようにパドックパスが別途必要なレースなどでは、コインロッカーを使用することが出来ないので注意が必要です。

やはり、桁外れの枚数と容量

 今回は、α77で連写機能を多様することもあり、枚数的には結構行くと思っていました。なので、32GBのメモリを3枚用意していました。しかし、先日の鈴鹿は、周回が集中するのは1時間程度で、それ以外はパラパラと走る程度だったので、それほど枚数がいきませんでしたが、さすがに2時間ぶっ通しで連写していると、1時間で32GBメモリが一杯になってしまいました。なので、実は午前中で32GB×2枚を撮ってしまいました。途中から、『これではマズイ』と思い、RAW+JPEGではなくRAWのみにしましたし、たまに連写ではなく単写で回数も抑えました。しかし、結局は午後の半分ぐらいいったところで32GB×3枚を使い切ってしまい、残りはたまたま持っていた16GBのメモリで撮影しました。。

 そこで非常に痛感したのは、UHS-Iカードの速さです。α77はそもそもバッファ容量が少なく、連写にもたつくということもありますが、それでもUHS-Iカードで3~5枚程度の連写を続けてやっていく分には、それほど大きなストレスはありません。しかし、たまたま持っていた16GBのSDカードは、Class 2のカードだったので、まぁ見事にストレス満点でした。このあたり、近々レビューもしたいと思います。

 で、今回は結果的に途中からRAWのみでの撮影だったということもあり、RAWのみでの換算としましたが、全部で3,900枚にも上りました。容量的には、RAWのみで90GBという1日の量としては最高記録でした。

 ちなみに、α77のバッテリーは結構持つようで、32GBのSDカード2枚撮影するのにバッテリー1本という感じでした。なので、今回SDカードに余裕があって撮り続けていたとしても、たぶん2本で大丈夫だったんじゃないかなと思います。

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