SUPER FORMULA 2016 Rd.5 岡山 Day.1(2016.09.10)

 鈴鹿1000kmから2週間。例年ならS耐が入る時期なのですが、S耐が10月に移動。当初スケジュールだとSFオートポリス戦だったのですが、熊本地震でサーキットが被災したということで、代替レースがここ岡山になりました。

 5月にRd.2が行われた岡山ですが、あのときは雨でレース終了という大変残念な展開だったので、どうもそのことも代替レースが決まった1つの要因だったようです。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編

予選日 Day.1 入場者数:4,000人

 タイムスケジュール的には、SFは9時からの走行なので、そんなに焦る必要はないのですが、5月のときは、何だかんだで7時前には到着しており、ちょっと気が焦ってしまい、4時起床、市内を出発したのが5:30すぎで、サーキット到着が7時頃でした。

 ただ、今回、いつもにもなく、同じようにサーキットに行く車に出会わない。いつもなら、作東ICで降りるときに一緒とか、サーキットまでの道のりで一緒とか、大概は出会うのですが、サーキットに到着するまで全く出会いませんでした。

 そして実は今回、

2016-09-11_113821-DSC04098_DSC-RX100M3_Lr_R

 奮発して"ピットラウンジパス”買っちゃいました。

 やはり、その決め手になったのは、今回は特殊な2レース制ということで、グリッドウォークが土曜日と日曜日の2回あるというオマケ。SFのピットラウンジパスって、サポーターズクラブ会員であっても3万円弱しますが、今回は十分元が取れるだろうと踏んだわけです。

 実は、今回がSFでのピットラウンジパス購入が初めてだったのですが、薄々予感はしていましたが、駐車場はヘアピンの横でした。

 しかも、ヘアピンのすぐ横ではなく、ちょっと奥。どちらかといえば、バックストレートの横という感じです。手前は、SFのシリーズパス用の駐車場らしいです。う~ん、まあ鈴鹿とかに比べたら全然近いですけど、言うほど近くないし…それに砂利だし…駐車線はあるようなないような…。だから、ここだとあまり嬉しさが無い…というのが本音ですね。

 あと、このバッグって、たぶんこのHPではまだ紹介してなかったですよね。

 Nikonのスポルトワンショルダーバッグ SP-OSBというバッグです。実は、7月のGT ASIAの時には購入をしていたのですが、以前紹介したマンフロットのPL-3N1-35が容量が大きくていいんだけど、どうしても大きくなってしまうので、150-600mmにα77Ⅱを装着したままでなんとか入るバッグということで選んだものです。

 私の場合、マシン用のα77Ⅱ+150-600mmとお姉様用のα6300+70-200mm F4の2つを使うことがサーキットでは多いのですが、今回のように、雨が心配されないレースの場合、必ずどちらかのセットはバッグから出して動いていることがほとんどなので、荷物を最小限に減らすためにも結構便利です。

 もちろん、NikonのバッグからSONYのカメラが出てくるというのには少々のためらいがありますが…。

[7:30]まずはマイクナイトコーナーから

 今回は、ある程度の準備は事前にしていたものの、今朝になってから「あれもだ!」「これもだ!」ととりあえず車に突っ込んできたものもあったので、一通り準備をして、駐車場を離れたのが7時半頃。

 まず、向かったのはマイクナイトコーナー。

 朝、到着した時点でネットが捲れていないのは気付いていました。ただ、以前、緑かぶりはRAW現像時に意外とごまかせることに気付いていたので、あえてここで狙いました。

 冷静に考えれば、おそらく2日目になれば、たぶんこのネット捲られると思うんだけどな。実際、1日目のRace1終了時点では捲られていました。

 といっても、こんな朝早くから、このポジションを確保しておく必要もないんですけどね。

[8:25]まずは、朝一の86で練習

APS-C 400mm、SS:1/100s、F/11

 なかなかいい感じですね。

 86はこのマイクナイトコーナーでリヤがスライドするので、コチラにはらんでくるんじゃないかと、見ていてハラハラします。

[9:00]続いて、本番のSF

APS-C 400mm、SS:1/200s、F/7.1

 う~ん、もうちょっと緑かぶりが取れてないな。たぶん、縦にスジのような感じで入っているのは、この部分がネットが寄れて厚くなってるんだろうな。

 それにしても、改めてSFのマイクナイトでの異次元の速さを感じました。2週間前に鈴鹿でSGTを撮影していたはずなのに、しばらくSFの速さに慣れるまでついていけませんでした。GTマシンはまだまだ可愛いもんです。

 結局、フリー走行の1時間はここで撮影してしまいました。

 そういえば、マイクナイトの山側って駐車場になっていたのですが、よく分からない空間になってました。キャンプ場ですかね?。普段はどうであれ、こういうイベントの時は椅子でも置いて、休憩できるようにしてくれればいいのに…なぜフェンスで囲われているのか謎です。

[10:15]次に向かったのはヘアピン

 マイクナイトコーナーを後にして、次に向かったのはヘアピン。

 トイレの横ではなく、傾斜のある正面で狙える有名なポイントです。

まずはF3から

APS-C 460mm、SS:1/125s、F/9.0

 なかなかいい感じですね。23号車は、千代選手がSGTのクラッシュの影響で、今回も欠場。代役として高星選手がドライブしていました。

[11:00]そしてSF

APS-C 400mm、SS:1/160s、F/11

 ただ、今回は一番上も一番下も先客がいたので、中腹付近で撮影をしたのですが、う~ん、やっぱりここはツラいです。゚(゚´Д`゚)゚。

 個人的には、F3で練習して、SFの公式テストをガッツリと…と思っていましたが、かなり足に負担がかかるので、これで体力が見る見る奪われていきました。お陰様で、SFの頃には集中力ガタ落ちで、いいショットがあんまり無いです。

 なので、SFは赤旗で中断したタイミングで、ヘアピンを離れました。

[11:28]ピットウォーク隊列到着~[12:00]ピットウォーク開始

 ENKEIブリッジを渡り、パドックへ。ただ、到着した時点ではまだ隊列が出来ていない状況。なので、この間にマシン用からお姉様用にカメラ機材をチェンジ。

 実際に並び始めたのは、11:35ぐらいから。ただ、SF予選の赤旗中断などがあって、PWの進行が10分遅れの12時から開始になりました。それにしても、いい天気です。日差しが熱い!!



 やっぱり、SGT鈴鹿1000kmを経験してからこれを味わうと、全然余裕ですね。お姉様方の人数もそれほど多くないので、じっくり回っても、普通に撮れます。ただ、ピット中央に陣取るホンダ陣営がほとんどRQを用意していないので、ル・マンからKONDO・Dragoあたりまでが結構距離があります。

2016-09-10_121611-DSC04645_ILCE-6300_Lr_R

APS-C 87mm
(35mm換算130mm)

2016-09-10_122544-DSC04740_ILCE-6300_Lr_R

APS-C 75mm
(35mm換算112mm)

2016-09-10_123527-DSC04829_ILCE-6300_Lr_R

APS-C 70mm
(35mm換算105mm)

 SFはSGTと違って、落ち着いて目線貰いながら撮れるのでいいですよね。いやいや、まなちゅん可愛いわ。

 ほとんどのチームが、タイミングさえ間違えなければ、きちんと目線もらって撮影できるけど、やはりル・マンの所は大変。そもそもお姉様方の人数がダントツで多い上に、フレッシュエンジェルズが発破をかけてます。

 でも、今回も5月の時と同じく、フレッシュエンジェルズは2人…。私的には嬉しい2人なのでいいのですが、鈴鹿1000kmで狙えなかった分、こちらで…っという思いもあったのはあったのですが…。

しばし、グランドスタンドで休憩

 実は、PWの時間が多少残っていますが、結構満腹感のある撮影が出来たので、「まあ、今日はこれぐらいにしておいてやろう」的な勢いで、ピットを後に…。

 マイクナイトを離れてから、立ちっぱなしが続いていたので、ここらでグランドスタンドでしばし休憩です。

 例のごとく、オムソバと牛串のセット。それにしても、この日は何本のジュース&スポーツ飲料を飲んだのだろう…。鈴鹿1000kmのプチ脱水症のことがあったので、今回はこまめに水分取ってたしな。

 この昼食を食べているときに、ちょうどN-ONEの占有走行が行われていたのですが、何やら1コーナー方向から砂煙が…。

 あらま!、横転しちゃってるじゃないですか!?

 横転したタイミングを見ていなかったので、どういう形でこうなってしまったのか分かりませんでしたが、グランドスタンドに一気に緊張感が走りました。でも、ドライバーはすぐに自力で出てきたので、無事でした。

 ちなみに、写真には撮っていませんが、この横転した車、どうやって回収するんだろう…と思っていたら、オフィシャルの方が5人ほど集まって、力づくで、一度横に起こして、さらに起こして…というなんとも原始的な方法で、起こしていました。実はこのあと、パドックに行ったら、この車、フロントガラスが大破して置いてあり、ちょうどキャリアカーが来たところでした。ただ、実はこのマシン、翌日の日曜日は修繕して走行していました。ガラスなんかは直っていましたが、屋根は砂利のお陰でボコボコになってましたけどね。

閑散とした広場…

 ゴミを捨てるついで、イベント広場へ。

 なんとも閑散とした感じです。それでも、DUNLOPブリッジの近くのあたりは屋台などがまだありますが…

 北側はな~んにも無いです。ちなみに、よく見たら、カートコースが改修されていて、広くなっていました。その分、カートコースの周りに車線があったのですが、それが無くなってしまっています。(なので、カート場のフェンスのすぐ外がトイレという感じ)

[13:25]F3のグリッドウォークはスルーしていたのだが…

 こうも暑いし、まあ、SFのグリッドウォークまで休憩しておこうかなぁ…と思っていたら、F3のグリッドが結構人が多い感じ。

 あれ?、よく見たら、RQのお姉様方も結構いるじゃん!

 YOKOHAMAでしょ、TOM'Sでしょ、サーキットクイーンでしょ、LHGでしょ、EXEDYでしょ…

 いやぁ、完全に失敗しました…orz。

 何だろう、F3って、これまでGT ASIAとの共催のときのイメージが強いから、F3のグリッドウォークに行ったって、たぶんEXEDYが愛ちゃんのところにいるぐらいかな?と思ってたけど、タイヤはYOKOHAMAだし、TOM'Sもいたりするから、RQの方がいるSFとの共催の時は、結構いるんだね。

 気付いた段階で飛んでいけば、多少は参加出来たかもしれないけど、ちょっと気付いたのが遅かったなぁ…。

[14:05]ピットラウンジでしばし休憩

 ヤラれた感があったけど、もうグランドスタンドにいても暑いので、どうせ次はグリッドウォークだし…と思って、一度、ピットラウンジに戻って休憩。

 今回は、いつものところからちょっと何部屋かスライドしてましたね。チェックせずに行ったので、ちょっと焦りました。

 いつもは、階段上がって右なのに、今回は左だったからね。たぶん、ル・マンの上あたりだったかな。

[15:00]グリッドウォーク

 F3のレースが終了したところで、ボチボチグリッドウォークの隊列へ。グリッドの中に入れたのが、ちょうど15:05ぐらいですね。

 今回、SFのグリッドウォークって初めてだったんですけど、なかなかいいですね。

 というのも、台数が19台なので、SGTなんかと比べたら断然に少なく、グリッド自体がコンパクト。また、RQの方々も20名ちょっととちょうどいい感じです。

 なので、手際よく回れば、十分全RQを回ることは十分可能です。

 もはや、GWだからって、恥ずかしがるようなことも無くなりましたね。自分からドンドン「お願いします」「ありがとう!」って言うようになりましたね。まあ、そうじゃないと視線貰えないし、時間が無いし…。

2016-09-10_150522-DSC04842_ILCE-6300_Lr_R

APS-C 70mm
(35mm換算105mm)

2016-09-10_150756-DSC04894_ILCE-6300_Lr_R

APS-C 70mm
(35mm換算105mm)

2016-09-10_150845-DSC04910_ILCE-6300_Lr_R

APS-C 164mm
(35mm換算246mm)

 あれ?、みのこがいるじゃん!。PWの時はいなかったので、てっきり5月と一緒で日曜日だけかと思っていましたが、これはラッキー。そのみのこ、撮っていたときは気付きませんでしたが、結構汗だくですね。RQも大変です。

 サーキットクイーンとYOKOHAMAはこちらに。あと、筋肉アイドルも来てました。

 さすがにこう2ショットだとピンで撮影するのが難しいです。しかも、1日目は70-200mmのみで挑んでいたので、標準ズームで縦構図で撮ることも出来ず、これが限界でした…。

 ここでも、フレッシュエンジェルズは大人気でしたね。

 15:18には退場しました。なので、正味13分ぐらいですけど、結構しっかりと撮れた実感はありました。

SF Race1はヘアピンで

 そそくさとパドックを離れ、向かったのはヘアピン。

 午前中と違い、トイレ横のいつもの定番のポイントです。レースが始まるとなかなかベストポジションが取れないので、仕方が無いですよね。

 普通なら、GW退場からの流れなので、到着してすぐ準備をして、すぐ撮影に…という忙しい感じになるのですが、今回は一貴選手がグリッドの位置を間違えてスタートやり直しがあった関係で、意外と時間がありました。

APS-C 250mm、SS:1/160s、F/5.6、ND8 filter

 う~ん、いつになく天気が良かったので、フェンスが上手く消えてくれてないです。これでも、結構RAW現像時に誤魔化したつもりですが…。

 そんな波乱もあったRace1。スタートでトップに出たストフェル・バンドーンがそのまま逃げ切って優勝しました。

Day.1編 Day.2編 レースクイーン編
MotorSports Column カレンダー MotorSports Repo. サーキット別 カテゴリー別 2018 2017 SUPER FORMULA 鈴鹿テスト 2016 SUPER FORMULA 岡山テスト 2015 SUPER FORMULA 岡山テスト 岡山ファン感謝デー SUPER FORMULA 鈴鹿テスト 2014 SUPER FORMULA 岡山テスト スーパー耐久 Rd.4 岡山 岡山ファン感謝デー 2013 岡山ファン感謝デー