■　今日の「井戸掘り」

　. . 「神、主よ。私がいったい何者であり、私の家が何であるからというので、あなたはここまで私を導いてくださったのですか。神、主よ。この私はあなたの御目には取るに足りない者でしたのに、、、、、」. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .サムエル第二・７：1〜29

■　井戸を掘りましょう:

. .ダビデの信仰を学ぶのに最も適した章が、この章でしょう。多くのことに心がゆきますが、三つのことだけに言及します。初めは、ダビデの心の広さです。ナタンは預言者であるにも拘らず前言を覆したのです。ナタンは最初、ダビデに対して、神殿を建立したいというダビデに対して「ゴー」のサインをだしました。しかし、その直後にその言を覆したのです。ダビデが様い心の持ち主であったなら「預言者のくせに、、、」とナタンを詰ったことでしょう。しかし、ダビデはそうはしませんでした。

. .また、ダビデは謙遜な心の持ち主でもありました。もし、彼の心に傲慢が宿っていたなら「折角、良い志しをもって、良いことをしようとしたのに、、、」とすねた態度を見せたかもしれません。しかし、ダビデのことばには、その雰囲気は少しもありません（18〜20節）。ダビデは、主のみことばの前にただ謙るのみでした。

. . 「イスラエルの神、万軍の主よ。あなたは、このしもべの耳にはっきり、『わたしが、あなたのために家を建てる』と言われました。それゆえ、このしもべは、この祈りをあなたに祈る勇気を得たのです。」というダビデのことばは、ダビデが真に祈りを知っていた人物だったことを示したいます。私たちは、みことばを待ち望むことをしないで、自分の願いを祈りのうちに主にぶつけるようなことをしています。しかし、ダビデは違いました。主が語られたので、祈る勇気を得たというのです。これこそが祈るに際しての、信仰者の真の姿勢です。

. .ダビデの広い心、謙遜な心、そして、祈りにおける姿勢を、この章から学びましょう。

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☆. ダビデの生涯/0029：「」
☆. ダビデの生涯/0028：「」
☆. ダビデの生涯/0027：「事件への対応の後への影響」
☆. ダビデの生涯/0026：「人々を通して働きかける神」
☆. ダビデの生涯/0025：「時代環境の感化･影響」
☆. ダビデの生涯/0024：「状況判断の的確さ」
☆. ダビデの生涯/0023：「神のご嘉納と人々の受諾」
☆. ダビデの生涯/0022：「愛する者の死に接して」
☆. ダビデの生涯/0021：「神の時計と人の時計」
☆. ダビデの生涯/0020：「試練から来る悩みの克服」
☆. ダビデの生涯/0019：「人の評価と主の摂理」
☆. ダビデの生涯/0018：「霊媒・死後の世界との交流は可能か」
☆. ダビデの生涯/0017：「信仰の動揺、信仰の衰退」
☆. ダビデの生涯/0016：「繰り返される信仰の試練」
☆. ダビデの生涯/0015：「信仰者と人間関係」
☆. ダビデの生涯/0014：「信仰の試練と忍耐」
☆. ダビデの生涯/0013：「みこころを求め続ける生涯」
☆. ダビデの生涯/0012：「人・悲しい存在」
☆. ダビデの生涯/0011：「二つのタイプの指導者」
☆. ダビデの生涯/0010：「信仰者と偽りのことば」
☆. ダビデの生涯/0009：「真の愛は行動を伴う」
☆. ダビデの生涯/0008：「みこころの成就のタイミング」
☆. ダビデの生涯/0007：「成功とその反応」
☆. ダビデの生涯/0006：「信仰によって結ばれた友情」
☆. ダビデの生涯/0005：「技術を支える心の状態」
☆. ダビデの生涯/0004：「人々の誤解･無理解に直面して」
☆. ダビデの生涯/0003：「変化する環境への順応」
☆. ダビデの生涯/0002：「主がこの人とともに」
☆. ダビデの生涯/0001：「人・霊的な存在」